“ごたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゴタク
語句割合
御託75.0%
御托8.3%
御詫8.3%
紛擾8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
などと御託ごたくをならべたものの、予は遂に矢つぱり病人に違ひない。これだけ書いてもう額が少し汗ばんで來た。
郁雨に与ふ (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
しゃがれた低声こごえ、ゆうゆうと風呂敷ふろしき包みでもしばりながらの御托ごたくらしい。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
仙「えお侍、訳は知りませんがこれは仲の幇間で、一人は通り掛りの者だ、よええ町人をつらめえて御詫ごたくを云わなくッても宜かろう、エお侍」
「なにを云いやがる、町内の紛擾ごたくに口をきくなあおれっちの役目の内だ、それでどうした」
初午試合討ち (新字新仮名) / 山本周五郎(著)