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『しゃもじ(杓子)』
ふりがな文庫
『
しゃもじ(杓子)
(
しゃもじ
)
』
二、三日前、隣村の老友が私の病床を訪れて、例の「しゃもじ」がまた出たという。 貴公が、出あったのか。 いや、僕ではない、近所の青年が度胆を抜かれよった。 さては、彼の狸め、今もって頑健であるとみえるな。 怪物「しゃもじ」のことについては拙著 …
著者
佐藤垢石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
簇
(
まぶし
)
度胆
(
どきも
)
節季
(
せつき
)
睥睨
(
へいげい
)
鬱蒼
(
うっそう
)
風采
(
ふうさい
)
陽
(
ひ
)
野面
(
のづら
)
遍
(
あまね
)
途端
(
とたん
)
路
(
みち
)
茜
(
あかね
)
一向
(
いっこう
)
田圃
(
たんぼ
)
戦慄
(
せんりつ
)
彩
(
いろど
)
妖
(
あや
)
変化
(
へんげ
)
咄嗟
(
とっさ
)
剽軽
(
ひょうきん
)
俄
(
にわか
)
今昔
(
こんじゃく
)