『津の国人(つのくにびと)』
あらたまの年の三年を待ちわびて ただ今宵こそにひまくらすれ 津の国兎原の山下に小さい家を作って住んでいた彼に、やっと宮仕えする便りが訪ずれた。僅かの給与ではあったが、畑づくりでやっとその日を過している男には、それが終生ののぞみであっただけに …
作品に特徴的な語句
美(み) 彼方(あのかた) 傍(かた) 絹(もみ) 誦(そら) 徒事(あだごと) 淡(あつ) 鬱(う) 企(くわだて) 領(うなず) 再(ま) 袿(うちぎしわ) 襲(かさね) 文様(もんよう) 麗(うる) 茫(ぼん) 悒(わび) 縁(えにし) 眩(まば) 失(なく) 遅(おくれ) 塗籠(くら) 一揖(いっしゅう) 思(おもい) 不倖(ふこう) 交(か) 仰(おお) 馳(はし) 香(こう) 餉(かれい) 彼(あ) 額(ぬか) 頭(つむり) 弾(はず) 情実(なさけ) 音楽(はやし) 罩(たちこ) 布片(ぬの) 再度(にど) 結(ゆわ) 官人(かんにん) 紅(くれない) 委(ゆだ) 覧(ろう) 籠(かご) 週(まわ) 大祓(おおはら) 透(とお) 斑点(ぶち) 確乎(しっかり) 埴生(はにゆう) 距(へだた) 怖(こわ) 脅(おび) 御襲(おんかさね) 羞(はず) 御(おん) 悸乎(ぎょつ) 往(ゆ) 役(えき) 薄(すすき) 憩(やす) 対(たい) 捜(さぐ) 終(しま) 宮腹(みやはら) 宜(よ) 見恍(みほ) 紅(べに) 解(わか) 奥(おう) 触(ふ) 声音(こえ) 誓(ちかい) 築地(ついじ) 明(あか) 立退(たちのき) 月草(つきくさ) 甲斐(がい) 凡(すべ) 畳紙(たとうがみ) 兎原(うばら) 列(つら) 疋(ひき) 気(け) 病(や) 停(とま) 酷(むご) 侘(わ) 餌(え) 櫓(ろ) 厭(いと) 遣(つか) 違(たが) 受(うけ) 運命(さだめ) 躊躇(ためら) 祷(いのり) 人格(ひとがら) 点(とも)