“人格”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じんかく62.5%
ひとがら25.0%
ひと6.3%
キャラクテール6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは勿論もちろん、これは我々われわれだけのはなしだが、かれあま尊敬そんけいをすべき人格じんかくおとこではいが、じゅつけてはまたなかなかあなどられんとおもう。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
教育家や宗教家は、ぜひとも、この「人格ひとがら」を、目的めあてとせねばなりません。次に薬とは信仰です。養生とは修養です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
……千二百万ドル、すなわち、四千万円を、この席におられる方でこれを最も有意義にお使いくださるであろうと思われる人格ひとに御相続願うことにしました
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それに、物臭ものぐさで、不精で、愚図で、内気で、どういう方面から考えても、泥棒のお先棒などには、まずもっとも不適当な人格キャラクテールである。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)