“人品”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じんぴん65.1%
ひとがら34.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道庵先生と相対している、同じ年配の、頭だけを僧体にした見慣れない人品(じんぴん)が一つあります。これはこの寺の方丈ではありますまい。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
念のために容子(ようす)を聞くと、年紀(とし)は六十近い、被布(ひふ)を着ておらるるが、出家(しゅっけ)のようで、すらりと痩せた、人品(じんぴん)の好(よ)い法体(ほったい)だという。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
見るに衣裳(なり)は見苦(みぐる)しけれども色白くして人品(ひとがら)能く鄙(ひな)に稀(まれ)なる美男なれば心(こゝろ)嬉敷(うれしく)閨(ねや)に伴(ともな)ひつゝ終に新枕(にひまくら)を交(かは)せし故是より吉三郎もお菊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何と気を変えたか、宗匠、今夜は大いに侠(いな)って、印半纏(しるしばんてん)に三尺帯、但し繻珍(しゅちん)の莨入(たばこいれ)に象牙(ぞうげ)の筒で、内々そのお人品(ひとがら)な処を見せてござる。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)