宮本武蔵みやもとむさし04 火の巻04 ひのまき
伏見桃山の城地を繞っている淀川の水は、そのまま長流数里、浪華江の大坂城の石垣へも寄せていた。——で、ここら京都あたりの政治的なうごきは、微妙に大坂のほうへすぐ響き、また大坂方の一将一卒の言論も、おそろしく敏感に伏見の城へ聞えて来るらしい。 …
作品に特徴的な語句
イササ ぺい やつ とっと つもり 何処イズコ たいらの 扮装よそお 化粧よそお べく 歩行ひろ こと 理由こと こげ 大海おおうな おおぴ もの てて わつぱ かか めま 何日イツ 私語ささめごと 彼地あち 良人ひと ぺん てめえ めい しつ おろ 木片きぎ ハバカ 退 うつ うた われ かた はし あた うしろ じじ 絶壁きったて 下手べた ごん はずみ がしら 此方このほう 真実まったく 四肢よあし 水口みなぐち ため マカ 握飯にぎり もや 初詣はつまい わけ しっ ざお づら しぼ 童女わらべ ぶた 殿でん 御見ギョケン 養母かあ 彼方むこう ともの おのれ かつ ぴら 退しりぞ 焦心あせり あか ほぐ
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