宮本武蔵みやもとむさし07 二天の巻07 にてんのまき
学問は朝飯前に。昼間は、藩の時務を見たり、時には江戸城へ詰めたり、その間に、武芸の稽古は随時にやるとして——夜はおおかた若侍相手に、打ち寛いでいる忠利であった。 「どうだな、何か近頃、おもしろい話は聞かぬか」 忠利がこういい出す時は特にあら …
作品に特徴的な語句
サチ カタ まい オワ イヤ ゅうど ヤス さま なみ タオ おや もの 漂泊サスラ 不好ぶすき 老母ばば つぶさ めま ぐさり 可憐しおら ひし そら オク 怖々おどおど あわ ワザ ぐら 襁褓ムツキ しょう 退 こう はびこ おと ちが 宿じゅく さまね うし 此方このほう いと ボウ アワ あか 白馬しろ 容貌かおだち うしろ さえぎ 彼方むこう かん ぎょう づら づめ ちり ため しゃ じゃく ともの おく めあわ あで じん 一年ヒトトセ せき 基礎もと おのれ うも 翌日あした 漂泊さまよ おも いかめ 主取しゅどり よそ ぴき あっ あや こうべ 元結もとい おわ
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