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『あの頃の自分の事』
ふりがな文庫
『
あの頃の自分の事
(
あのころのじぶんのこと
)
』
以下は小説と呼ぶ種類のものではないかも知れない。さうかと云つて、何と呼ぶべきかは自分も亦不案内である。自分は唯、四五年前の自分とその周囲とを、出来る丈こだはらずに、ありのまま書いて見た。従つて自分、或は自分たちの生活やその心もちに興味のない …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「中央公論」1919(大正8)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
熱
(
もえ
)
先
(
まづ
)
人道
(
ユウマニテエ
)
尋
(
き
)
徒
(
いたづら
)
匂
(
にほひ
)
即
(
すなはち
)
幸
(
さいはひ
)
洒落
(
しや
)
煌々
(
くわうくわう
)
磅礴
(
ばうはく
)
露
(
あらは
)
丈
(
だけ
)
伝
(
でん
)
俄
(
にはか
)
我
(
が
)
敏捷
(
びんせふ
)
毀
(
こは
)
滔々
(
たうたう
)
爽
(
さわやか
)
爾
(
なんぢ
)
男女
(
なんによ
)
眩
(
まばゆ
)
踵
(
くびす
)
鮮
(
あざやか
)
且
(
かつ
)
再
(
ふたたび
)
凄
(
すさま
)
劫
(
おびや
)
勢
(
いきほひ
)
可笑
(
をか
)
啣
(
くは
)
寧
(
むしろ
)
尤
(
もつと
)
彽徊
(
ていくわい
)
従容
(
しようよう
)
憾
(
うらみ
)
懸隔
(
かけへだ
)
所以
(
ゆゑん
)
昃
(
かたぶ
)
梗概
(
かうがい
)
澎湃
(
はうはい
)
牛耳
(
ぎうじ
)
猶
(
なほ
)
珈琲
(
コオヒイ
)
瘴気
(
しやうき
)
糟粕
(
さうはく
)
脂臭
(
あぶらくさ
)
諧謔
(
かいぎやく
)
質
(
ただ
)
迂遠
(
うゑん
)
遙
(
はるか
)
銀杏
(
いてふ
)
間際
(
まぎは
)
阿父
(
おとう
)
頗
(
すこぶる
)
頻
(
しきり
)
飜
(
ひるがへ
)
髣髴
(
はうふつ
)
一群
(
ひとむれ
)
中
(
うち
)
中車
(
ちゆうしや
)
乃至
(
ないし
)
代物
(
しろもの
)
何時
(
いつ
)
偸
(
ぬす
)
傴僂
(
せむし
)
凩
(
こがらし
)
匇々
(
そうそう
)
午
(
ひる
)
可也
(
かなり
)
台辞
(
せりふ
)
咎
(
とが
)
嘗
(
な
)
培
(
つちか
)
声色
(
こわいろ
)
外題
(
げだい
)
夥
(
おびただ
)
如何
(
いか
)
容子
(
ようす
)
将
(
まさ
)
屡
(
しばしば
)
布
(
し
)
序
(
ついで
)
径庭
(
けいてい
)
心算
(
つもり
)
惹
(
ひ
)
愈
(
いよいよ
)
慊
(
あきた
)
慌
(
あわ
)
懸念
(
けねん
)
括
(
くく
)
捲
(
ま
)
斑猫
(
はんめう
)
暫
(
しばら
)
杉形
(
すぎなり
)
枕
(
まくら
)
欠伸
(
あくび
)
毎時
(
いつ
)
泰斗
(
たいと
)