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木組
ふりがな文庫
“木組”の読み方と例文
読み方
割合
きぐみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぐみ
(逆引き)
うつったものは
乾燥
(
かんそう
)
されたワラであるし、
屋根
(
やね
)
うらの高い小屋の
木組
(
きぐみ
)
は、一
瞬
(
しゅん
)
にして燃えあがるべくおあつらえにできている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あらゆる社会の問題はその疑問点をこの首切り刃のまわりに置く。断頭台は一の幻影である。それは一個の
木組
(
きぐみ
)
ではない、一個の機械ではない、木材と鉄と綱とで作られた無生の仕掛けではない。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
低い
虚
(
うつ
)
ろな笑い声のようなものが、聞えたと思った。私は思わずふり返った。壕を支えた
木組
(
きぐみ
)
によりかかって、背の高い吉良兵曹長の顔は、
蝋
(
ろう
)
のように血の気を失い、仮面に似た無表情であった。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
木組(きぐみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
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組木
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