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鼠算
ふりがな文庫
“鼠算”の読み方と例文
読み方
割合
ねずみざん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねずみざん
(逆引き)
もっとこまったことには、天井は
鼠
(
ねずみ
)
の牧場となり、
猫
(
ねこ
)
をたびたび
征伐
(
せいばつ
)
につかわさぬかぎり、
鼠算
(
ねずみざん
)
といってたちまち繁殖してしまう。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それが十二人、二十四人とだんだん
殖
(
ふ
)
えていって、二百年三百年たった後の地上の生活は、想像もつかぬほど美しいものに……
云々
(
うんぬん
)
という
鼠算
(
ねずみざん
)
がそれである。
チェーホフ序説:――一つの反措定として――
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
すなわちいわゆる
鼠算
(
ねずみざん
)
の割合で進むから、代々わずかずつ増加するごとくに見えても、たちまち無限にふえることになるゆえ、決して生まれた子孫がみな生存することはできぬ。
進化論と衛生
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
鼠算(ねずみざん)の例文をもっと
(4作品)
見る
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
算
常用漢字
小2
部首:⽵
14画
“鼠”で始まる語句
鼠
鼠色
鼠賊
鼠骨
鼠不入
鼠小僧
鼠木綿
鼠捕
鼠甲斐絹
鼠坂
“鼠算”のふりがなが多い著者
丘浅次郎
中里介山
柳田国男
神西清