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鼓笛
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こてき
ふりがな文庫
“
鼓笛
(
こてき
)” の例文
山腹の総本家、祝氏の門では、はやくも
偵知
(
ていち
)
していたとみえる。三重の城壁と二つの荘門を堅め、
銅鑼
(
どら
)
、
鼓笛
(
こてき
)
を鳴らすこと頻りに急であった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
漕ぎすすむことややしばらく、近づく一口の江の蔭から、たちまち
銅鑼
(
どら
)
や
鼓笛
(
こてき
)
の音がわき起った。見れば、一陣の物見舟である。
賓客
(
ひんきゃく
)
の礼をとって、歓迎の
楽
(
がく
)
を奏したものか。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まだ
川靄
(
かわもや
)
もほの白いうちに、しきりと、
鴻雁
(
こうがん
)
が遠くで群れ立ち、やがて
鑼声
(
らせい
)
鼓笛
(
こてき
)
の音と共に、
櫓手
(
ろしゅ
)
の船歌が聞えだしていた。近づくのをみれば、花やかな三隻の官船である。特に、勅使船の
舳
(
みよし
)
には
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“鼓笛(鼓笛隊)”の解説
鼓笛隊(こてきたい)は、中世ヨーロッパに始まった音楽隊。主に太鼓、ファイフを中心にした構成である。
(出典:Wikipedia)
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
笛
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
“鼓”で始まる語句
鼓
鼓膜
鼓舞
鼓動
鼓吹
鼓草
鼓楼
鼓腹
鼓譟
鼓噪