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鼓楽
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こがく
ふりがな文庫
“
鼓楽
(
こがく
)” の例文
東雲
(
しののめ
)
の頃から、徐州城のうちに、
鼓楽
(
こがく
)
の音がきこえていた。ゆうべから夜を明かして、盛大な祝宴は張られていたのである。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
聚議庁
(
しゅうぎちょう
)
の大香炉には香が
燻
(
く
)
べられ星を祭る壇には供え物が上げられて、
鼓楽
(
こがく
)
のうちに、慶祝の酒もりが
催
(
もよお
)
された。いつもこうした大祭は三日つづく。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すぐ
鼓楽
(
こがく
)
、
角笛
(
つのぶえ
)
のうちに官兵の旗は列をととのえ、二輛の檻車を中にくるんで鎮台大門から
整々
(
せいせい
)
として出て行った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
社火
(
しゃか
)
行列(祝いの仮装行列)だの、
鰲山
(
ごうざん
)
(
燈籠
(
とうろう
)
で飾った
花車
(
だし
)
)の
鼓楽
(
こがく
)
だの、いやもう、形容のしようもない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“鼓”で始まる語句
鼓
鼓膜
鼓舞
鼓動
鼓吹
鼓草
鼓楼
鼓腹
鼓譟
鼓噪