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鼓声
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こせい
ふりがな文庫
“
鼓声
(
こせい
)” の例文
天地を
撼
(
ゆる
)
がす
喊声
(
かんせい
)
とともに
胡兵
(
こへい
)
は山下に殺到した。胡兵の
先登
(
せんとう
)
が二十歩の距離に迫ったとき、それまで鳴りをしずめていた漢の陣営からはじめて
鼓声
(
こせい
)
が響く。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
衆およそ三万五千、
馬匹
(
ばひつ
)
千三百、
旌旗
(
せいき
)
天を
蔽
(
おお
)
い、
鼓声
(
こせい
)
地に震う。一藩の政、その利害の及ぶ所小、故に
較
(
ややもす
)
れば改革行われ
易
(
やす
)
し。一天下の政、その利害の及ぶ所大、故に較れば行われ難し。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
喊
(
とき
)
の声は、天地をつつみ、
鼓声
(
こせい
)
はみだれ、山川もうごくかと思われた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すると突如、山が
震
(
ふる
)
い鳴った。
鼓声
(
こせい
)
、
鬨
(
とき
)
の声である。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“鼓声”で始まる語句
鼓声叫喚
鼓声鉦雷