“鹿苑院”の読み方と例文
読み方割合
ろくおんいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鹿苑院ろくおんいん金閣寺、いつかその辺りも通ってしまった。だんだん山路が険しくなる。いよいよ木立が繁り増さり、気味の悪い夜鳥よどりの啼声がする。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そこここに死骸しがいを収める西方らしい雑兵どもが急しげに往来するばかり、功徳池くどくいけと申す蓮池はすいけには敵味方の屍がまだ累々るいるいと浮いておりますし、鹿苑院ろくおんいん
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
そこここに死骸しがいを収める西方らしい雑兵どもが急しげに往来するばかり、功徳池くどくいけと申す蓮池はすいけには敵味方の屍がまだ累々るいるいと浮いてをりますし、鹿苑院ろくおんいん
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)