“鹿野苑”の読み方と例文
読み方割合
ろくやおん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日は井上博士と共にサラナータといういわゆる仏が始めて法をお説きになったベナレスの鹿野苑ろくやおんに参詣し
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
藤の花が真盛りで、高い木のこずえにまで紫の色が見られた。鹿野苑ろくやおんの幻想をここに実現しようとした人のこころもちが、今でもまだこの森の中にただよっているという気がする。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)