“鴻益”の読み方と例文
読み方割合
こうえき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに先生もっともわが世界に鴻益こうえきある大発明の三件があります。すなわち拙者が上年じょうねん撰述上木じょうぼくした農業三事の書がその大略であります。
禾花媒助法之説 (新字新仮名) / 津田仙(著)
これは実際有りましたお話でございます。の辺は追々と養蚕がさかんに成りましたが、是は日本にっぽん第一の鴻益こうえきで、茶と生糸の毎年まいねんの産額は実におびたゞしい事でございます。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)