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鯊
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さめ
ふりがな文庫
“
鯊
(
さめ
)” の例文
狼の頭、豹の頭、
鯊
(
さめ
)
の頭、
蟒蛇
(
うわばみ
)
の頭、
蜥蜴
(
とかげ
)
の頭、鷲の頭、
梟
(
ふくろ
)
の頭、
鰐
(
わに
)
の頭、——恐ろしい物の集会である。彼は上座の方を見た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
今は其れ程の水勢は無いが、水を見つめて居ると流石に凄い。橋下の水深は、
平常
(
ふだん
)
二十餘尋。以前は二間もある海の
鯊
(
さめ
)
がこゝまで上つて來たと云ふ。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
今は其れ程の水勢は無いが、水を見つめて居ると
流石
(
さすが
)
に
凄
(
すご
)
い。橋下の水深は、
平常
(
ふだん
)
二十余
尋
(
ひろ
)
。以前は二間もある海の
鯊
(
さめ
)
がこゝまで上って来たと云う。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
主人の
足裏
(
あしうら
)
も
鯊
(
さめ
)
の
顋
(
あご
)
の様に
幾重
(
いくえ
)
も
襞
(
ひだ
)
をなして口をあいた。あまり
手荒
(
てあら
)
い攻撃に、虎伏す野辺までもと
跟
(
つ
)
いて来た
糟糠
(
そうこう
)
の
御台所
(
みだいどころ
)
も、ぽろ/\涙をこぼす日があった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
鯊
漢検1級
部首:⿂
18画
“鯊”を含む語句
鯊釣
川鯊
干鯊
河鯊
虎鯊
鯊翅
鯊魚