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鬼魂
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きこん
ふりがな文庫
“
鬼魂
(
きこん
)” の例文
ここでは必然に、後鳥羽の
鬼魂
(
きこん
)
ともいえる
啾々
(
しゅうしゅう
)
の松かぜに明け暮れのお誓いを吹き
研
(
と
)
がれずにはいられなかった。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、
畏
(
おそ
)
る畏る封を除くと、紙質のちがった、べつの一書があらわれた。……と、故人の
鬼魂
(
きこん
)
がそこらを
旋
(
めぐ
)
ッて
啾々
(
しゅうしゅう
)
と生き身に何かを訴えるようだった。——高氏は、指のふるえを禁じえない。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わしが
鬼魂
(
きこん
)
を
鎮
(
しず
)
めて、供養してあげる」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
“鬼”で始まる語句
鬼
鬼神
鬼魅
鬼子母神
鬼火
鬼灯
鬼門
鬼瓦
鬼婆
鬼気