“高閣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうかく50.0%
こうかく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それよりももつと突き詰めたことをいへば、大学が古書を高閣かうかくつかねるばかりで古書の覆刻ふくこくを盛んにしなかつたのも宜敷よろしくない。
それにしても、彼は安土城の高閣こうかくから、城下の殷盛いんせいを見るたびに、文化というものの正体をいつも不審に考えずにいられなかった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)