“覆刻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふくこく50.0%
ふっこく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それよりももつと突き詰めたことをいへば、大学が古書を高閣かうかくつかねるばかりで古書の覆刻ふくこくを盛んにしなかつたのも宜敷よろしくない。
知っている人も多いと思うが、大正十四年の四月に、周防宮市すおうみやいち天行居てんこうきょから刊行した『幽冥界ゆうめいかい研究資料』と題する一書は、この類の珍本のいくつかを合わせて覆刻ふっこくしている。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)