“驕恣”の読み方と例文
読み方割合
きょうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを陳皇后という。のち皇后寵ついに衰え驕恣きょうしますます甚だし、女巫楚服なる者自ら言う、術ありく上の意をかえらしむと。昼夜祭祀し薬を合せて服せしむ。
陵の従弟いとこに当たる李敢りかんが太子のちょうを頼んで驕恣きょうしであることまでが、陵への誹謗ひぼうの種子になった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)