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駛走
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しそう
ふりがな文庫
“
駛走
(
しそう
)” の例文
また明治の初年食物店や興行物でその
袂
(
たもと
)
が埋められた頃の橋と比べ、更に今の電車や自動車の
駛走
(
しそう
)
している橋と比べ
日本橋附近
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
其下は青藍色の迅流が対岸に斜に横たわる大岩床の表面とすれすれに
駛走
(
しそう
)
している。川幅は五間とはあるまいと思った。深淵の底は蒼黒く沈んで深さが測られない。
黒部川を遡る
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
こう思って暫く
彳
(
たたず
)
んで居ると、やがて吾妻橋の方の
暗闇
(
くらやみ
)
から、赤い
提灯
(
ちょうちん
)
の火が一つ動き出して、がらがらがらと
街鉄
(
がいてつ
)
の
鋪
(
し
)
き石の上を
駛走
(
しそう
)
して来た旧式な相乗りの
俥
(
くるま
)
がぴたりと私の前で止まった。
秘密
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
駛走
(
しそう
)
する自動車の中で、竜太郎はいっしんに叫びつづけていた。
墓地展望亭
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
跳躍し、潜水し、
駛走
(
しそう
)
するもの
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
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藍靛
(
らんてん
)
の水が一道の迅流となって、百仭の谷底を
駛走
(
しそう
)
するに至って、始めて壮絶凄絶の極に達する。
渓三題
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
駛
漢検1級
部首:⾺
15画
走
常用漢字
小2
部首:⾛
7画
“駛”で始まる語句
駛
駛急
駛流
駛航
駛行