トップ
>
馴初
ふりがな文庫
“馴初”の読み方と例文
読み方
割合
なれそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なれそ
(逆引き)
自体、お前と云うものがあるのに、
外
(
ほか
)
へ女をこしらえてすむ訳のものじゃあねえ。そもそもの
馴初
(
なれそ
)
めがさ。歌沢の浚いで
己
(
おれ
)
が「わがもの」を語った。あの時お前が……」
老年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ふとしたことから、こうして
囲
(
かこ
)
って置くお
妾
(
めかけ
)
の身の上や、
馴初
(
なれそ
)
めのむかしを繰返して考える。お妾は無論芸者であった。
仲之町
(
なかのちょう
)
で
一時
(
いちじ
)
は
鳴
(
なら
)
した腕。芸には達者な代り、全くの
無筆
(
むひつ
)
である。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
馴初(なれそ)の例文をもっと
(2作品)
見る
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“馴”で始まる語句
馴染
馴
馴々
馴致
馴鹿
馴養
馴合
馴染客
馴付
馴化
“馴初”のふりがなが多い著者
永井荷風
芥川竜之介