“馴養”の読み方と例文
読み方割合
じゅんよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人知によって馴養じゅんようされ類別され冷やかに定列された世界のかたわらにもち出すと、それは粗野な動物界であり、自由な音響の世界である。
『史記』の匈奴列伝に、匈奴の先祖が、馬と驢のほかに、多少の野生種を馴養じゅんようした記事あるは上に引いた。
故に彼は慰撫馴養じゅんよう、あたかも驕児きょうじを遇する如く、その厄介をなさしめざらんと欲せり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)