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じゅんよう
ふりがな文庫
“じゅんよう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
馴養
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馴養
(逆引き)
その動物性は、幾世紀もの文明によって
馴養
(
じゅんよう
)
され、
檻
(
おり
)
の中のみじめな
獅子
(
しし
)
ほどに愚鈍にされてはいるが、それでもやはり
餌食
(
えじき
)
にあこがれている。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
しかれども林園のうちを高飛朗吟せしめんと欲せば、必ずまずこの窮屈なる籠中の苦を忍受せしめざるべからず。しからざれば決してその性をして
馴養
(
じゅんよう
)
せしむることあたわざるなり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
そういう生活の実例は彼を
馴養
(
じゅんよう
)
していった。彼はオリヴィエにたいして激しい情愛を感じていた。そして彼の抑圧された情熱は、騒々しい夢想となって
跳
(
は
)
ね上がった。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
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