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首吊
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くびつ
ふりがな文庫
“
首吊
(
くびつ
)” の例文
小山嬢は、
頬
(
ほお
)
のあたりにいきいきとして血の色を見せながら、その仔猫を抱いて、博士の
首吊
(
くびつ
)
り死体の
傍
(
そば
)
へ寄った。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
首吊
(
くびつ
)
り松の所では母親の腰にしがみついて息をつめて通っていたとか、そのいねが病気になった時、重吉はいねを船にのせて高松まで
灸
(
きゅう
)
をすえに行ったとか、そして
暦
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
でも八五郎は、踏臺の上に昇つて、
首吊
(
くびつ
)
りの實演をやつて見せました。
銭形平次捕物控:303 娘の守袋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それがすむと、小山嬢は、飾椅子に
結
(
ゆわ
)
きつけてあった綱をほどき、宙に
首吊
(
くびつ
)
りを演じている博士の身体を下におろし、前のとおり
肘懸
(
ひじかけ
)
椅子に腰を掛けさせた。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
吊
漢検準1級
部首:⼝
6画
“首”で始まる語句
首
首肯
首尾
首級
首途
首領
首垂
首魁
首筋
首縊