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食邑
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しょくゆう
ふりがな文庫
“
食邑
(
しょくゆう
)” の例文
信長の跡目を
承
(
う
)
けた新君三法師の
食邑
(
しょくゆう
)
として、
近江
(
おうみ
)
の内三十万石をあて行う事——も異論なく決定した。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尾州の家老
成瀬
(
なるせ
)
氏は犬山に、
竹腰
(
たけごし
)
氏は
今尾
(
いまお
)
に、
石河
(
いしかわ
)
氏は
駒塚
(
こまづか
)
に、その他
八神
(
やがみ
)
の
毛利
(
もうり
)
氏、
久々里
(
くくり
)
九人衆など、いずれも同じ美濃の国内に居所を置き、
食邑
(
しょくゆう
)
をわかち与えられている。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“食邑(
封戸
)”の解説
封戸(ふこ)とは、古代の貴族に対する封禄制度の1つ。特定数の公民の戸を支給するもので、「封戸を食む」という意味から、実際に行われた支給制度を「食封(じきふ)」とも呼び、封戸は食封にあてられた戸そのものを指す場合もあった。
中国では春秋戦国時代の周、漢での食邑(しよくゆう)に当たる。南北朝時代以後に制度が整備された。
(出典:Wikipedia)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
邑
漢検準1級
部首:⾢
7画
“食”で始まる語句
食
食物
食卓
食事
食客
食堂
食膳
食禄
食餌
食料