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顔色
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いろ
ふりがな文庫
“
顔色
(
いろ
)” の例文
旧字:
顏色
代はり目毎のお
演劇
(
しばい
)
行きも、舞台よりは、見物の衣裳に、お眼を注がせらるる為とやら。そんな事、こんな事に、日を暮らしたまふには似ぬ、お
顔色
(
いろ
)
の黒さ。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
さと顔打ちあかめて、ランプの光まぶしげに、目をそらしたる、常には
蒼
(
あお
)
きまで白き
顔色
(
いろ
)
の、今ぼうっと桜色ににおいて、
艶々
(
つやつや
)
とした
丸髷
(
まるまげ
)
さながら鏡と照りつ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
もしもしと細い声で
妾
(
わたくし
)
を呼起しますから、何心なく枕をあげて
視
(
み
)
ると、
年齢
(
とし
)
は十八九頭は散し髪で
顔色
(
いろ
)
の蒼ざめた女、不思議な事には頭から着物までビショ
湿
(
ぬ
)
れに
湿
(
ぬれ
)
しおれた女が
お住の霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
暮
(
くれ
)
去り
朝
(
あした
)
来たりて
顔色
(
いろ
)
故
(
ふる
)
びぬ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ほほほお嬢——あらまた、御免遊ばせ、お奥様のいいお
顔色
(
いろ
)
におなり遊ばしましたこと! そしてあんなにお唱歌なんぞお歌い遊ばしましたのは、本当にお久しぶりでございますねエ」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
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靴音
(
くつおと
)
高く、ステッキ打ち振りつつ坂を上り来し武男「失敬、失敬。あ苦しい、走りずめだッたから。しかしあったよ、ステッキは。——う、浪さんどうかしたかい、ひどく
顔色
(
いろ
)
が悪いぞ」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“顔色”の意味
《名詞》
顔 色(がんしょく、かおいろ)
かおいろ。
(出典:Wiktionary)
“顔色”の解説
顔色は『世にも奇妙な物語』で1992年7月23日に放送されたストーリー。同様に『完全犯罪』『DOOR』がある。
(出典:Wikipedia)
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“顔色”で始まる語句
顔色容貌