“顔出”の読み方と例文
読み方割合
かおだし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所謂いわゆる富岡先生の暴力益々ますますつのり、二六時中富岡氏の顔出かおだしする時は全く無かったと言ってよろしい位、恐らく夢のうちにも富岡先生はあばれ廻っていただろうと思われる。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
上海シャンハイへ行くつもりで、N——市へ立つ前に、一度顔出かおだししたことのある自分の生家さとの方へ、小野田がお島を勧めて、贈物などを持って、あらためて一緒に訪ねて行ってから
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)