頬返ほおがえ)” の例文
薔薇ばらの花はかしらに咲て活人は絵となる世の中独り文章而已のみかびの生えた陳奮翰ちんぷんかんの四角張りたるに頬返ほおがえしを附けかね又は舌足らずの物言ものいいを学びて口によだれ
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
あんまりハッキリし過ぎているので頬返ほおがえしが付かない。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)