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鞣革
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なめしがは
ふりがな文庫
“
鞣革
(
なめしがは
)” の例文
その脚には綺麗な草色の
沓足袋
(
くつたび
)
を穿いてゐる。沓は桃色の
鞣革
(
なめしがは
)
で、それが黄いろい紐で締めてある。その締めた結玉がキヤベツの形になつてゐる。
十三時
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
薄き
汗衫
(
じゆばん
)
一枚、
鞣革
(
なめしがは
)
の
袴
(
はかま
)
一つなるが、その袴さへ、
控鈕
(
ボタン
)
脱
(
はづ
)
れて膝のあたりに垂れかゝりたるを、心ともせずや、「キタルラ」の
絃
(
いと
)
、おもしろげに掻き鳴して坐したり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
怠けものの
配偶
(
つれあひ
)
の肥つた婆さんは、これは朝から晩まで
鞣革
(
なめしがは
)
をコツ/\と小槌で叩いて琴の爪袋を内職に
拵
(
こしら
)
へてゐる北隣の口達者な婆さんの家の縁先へ
扇骨木
(
かなめ
)
の
生籬
(
いけがき
)
をくゞつて來て
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
鞣
漢検1級
部首:⾰
18画
革
常用漢字
小6
部首:⾰
9画
“鞣”で始まる語句
鞣
鞣皮
鞣性
鞣酸
鞣前垂
鞣皮張