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鞠躬
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きっきゅう
ふりがな文庫
“
鞠躬
(
きっきゅう
)” の例文
徳川の
存
(
そん
)
する限りは一日にてもその
事
(
つか
)
うるところに忠ならんことを
勉
(
つと
)
め、
鞠躬
(
きっきゅう
)
尽瘁
(
じんすい
)
、
終
(
つい
)
に身を以てこれに
殉
(
じゅん
)
じたるものなり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
『開元天宝遺事』に商山の隠士高太素、一時ごとに一猿ありて庭前に
詣
(
いた
)
り
鞠躬
(
きっきゅう
)
して
啼
(
な
)
く、
目
(
なづ
)
けて報時猿と
為
(
な
)
すと、時計の役を欠かさず勤めた重宝な猿松だ。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
明治中興大学少助教ニ
擢
(
ぬき
)
ンデラレ、山梨県徽典館ニ掌教タリ。旧ヲ改メ新ヲ
布
(
し
)
クヤ群議沸騰ス。
鞠躬
(
きっきゅう
)
緒ニ就ク。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この時まで、お銀様の後ろ影を踏まざること二丈ばかりの間隔を置いて、
鞠躬
(
きっきゅう
)
としていた手代風のと馬子と、それに従う極めて従順なる一頭の駄馬とを、米友が流し目に見ました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“鞠躬”の意味
《名詞》
鞠 躬(きっきゅう)
身をかがめかしこまること。
(出典:Wiktionary)
鞠
漢検準1級
部首:⾰
17画
躬
漢検1級
部首:⾝
10画
“鞠躬”で始まる語句
鞠躬如
鞠躬加
鞠躬尽力