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面當
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つらあ
ふりがな文庫
“
面當
(
つらあ
)” の例文
新字:
面当
一つは
繼母
(
けいぼ
)
を擧げた石原の利助への
面當
(
つらあ
)
てもあつたでせうが、兎に角、この時代には、こんな形式の捕物も決して珍らしくはなかつたのです。
銭形平次捕物控:002 振袖源太
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それでは、何だかひどく下等な「
面當
(
つらあ
)
て」みたいだ。まさかあの聖諦の乙姫が、そんな長屋の夫婦喧譁みたいな事をたくらむとは考へられない。どうも、わからぬ。
お伽草紙
(旧字旧仮名)
/
太宰治
(著)
おかん なに、あいつ等へ
面當
(
つらあ
)
てさ。
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「お願ひだ、殺してくれ。俺はもう生きる
精
(
せい
)
も張合も拔けた——二十年この方、女房まで追ひ出して、食ふや食はずで
溜
(
た
)
めた金だ。せめて盜んだ野郎へ
面當
(
つらあ
)
てに、頸でも
縊
(
くゝ
)
つて死んでやつてよ、化けて出て
怨
(
うらみ
)
が言ひてえ」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
當
部首:⽥
13画
“面”で始まる語句
面
面白
面影
面目
面持
面喰
面倒
面色
面長
面当