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青地
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あおじ
ふりがな文庫
“
青地
(
あおじ
)” の例文
どことなくきざに
見
(
み
)
える、その
男
(
おとこ
)
はサングラスをかけ、
青地
(
あおじ
)
の
服
(
ふく
)
を
着
(
き
)
て、
毎日
(
まいにち
)
空気銃
(
くうきじゅう
)
を
持
(
も
)
ち、この
付近
(
ふきん
)
をぶらついていました。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
継母のおまんは半蔵のために
青地
(
あおじ
)
の
錦
(
にしき
)
の守り袋を縫い、妻のお民は
晒木綿
(
さらし
)
の胴巻きなぞを縫ったが、それを見る半蔵の胸にはなんとなく前途の思いがおごそかに迫って来た。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
桜の花さく
河岸
(
かし
)
の眺め(第五図)は直ちに新緑
滴
(
したた
)
る
元柳橋
(
もとやなぎばし
)
の夏景色(第六図)と変じ、ここに
包
(
つつみ
)
を背負ひし男一人橋の欄干に腰かけ扇を使ふ時、
青地
(
あおじ
)
の
日傘
(
ひがさ
)
携へし女芸者二人話しながら歩み行けり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“青地”の意味
《名詞》
【あおじ】地の色が青いもの。
【あおち】公図で青く塗られた国有地で、水路や河川敷を示す。
(出典:Wiktionary)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“青地”で始まる語句
青地錦
青地交趾
青地園子
青地大六
青地正皓
青地三之丞
青地源右衛門