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霊妙
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れいみょう
ふりがな文庫
“
霊妙
(
れいみょう
)” の例文
旧字:
靈妙
その景色の素晴らしさは実に今眼に見るがごとく豪壮雄大にして
清浄
(
しょうじょう
)
霊妙
(
れいみょう
)
の有様が躍々として湖辺に現われて居る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
いや、そう云う宝よりも尊い、
霊妙
(
れいみょう
)
な文字さえ持って来たのです。が、支那はそのために、我々を征服出来たでしょうか? たとえば
文字
(
もじ
)
を御覧なさい。
神神の微笑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
二代目の天鼓もまたその声
霊妙
(
れいみょう
)
にして
迦陵頻迦
(
かりょうびんが
)
を
欺
(
あざむ
)
きければ日夕籠を
座右
(
ざゆう
)
に置きて
鍾愛
(
しょうあい
)
すること大方ならず、常に門弟
等
(
ら
)
をしてこの鳥の啼く音に耳を
傾
(
かたむ
)
けしめ、しかる後に
諭
(
さと
)
して
曰
(
いわ
)
く
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「確かに然うです。人間の心の働きは
霊妙
(
れいみょう
)
なものですよ」
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“霊妙”の意味
《名詞》
霊妙(れいみょう)
人知でははかり知れないほど優れていること。
(出典:Wiktionary)
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
妙
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
“霊妙”で始まる語句
霊妙音
霊妙不可思議