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雲巌寺
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うんがんじ
ふりがな文庫
“
雲巌寺
(
うんがんじ
)” の例文
一行は今夜、
那須野
(
なすの
)
ヶ
原
(
はら
)
の
黒羽
(
くろばね
)
町に一泊の予定で、その途中、有名な
雲巌寺
(
うんがんじ
)
へ回ってみる積りなので、急流の岸の水車小屋に足を運び
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
古峰
(
こぶ
)
ヶ
原
(
はら
)
あたりもそのひとつです。那須野の
黒羽
(
くろばね
)
の向うにある
雲巌寺
(
うんがんじ
)
なども世の塵の至らない別天地だと思ひます。
談片
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
「いや、この一詩は、先年、那須の
雲巌寺
(
うんがんじ
)
よりお帰りのせつ立寄られた
疎石禅師
(
そせきぜんじ
)
から示されたものよ。……ああ、あの御僧も、その後、どこを雲水しておらるるやら」
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから
月折峠
(
つきおれとうげ
)
に一戦し、
那須
(
なす
)
の
雲巌寺
(
うんがんじ
)
に宿泊して、上州路に向かった。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“雲巌寺”の解説
雲巌寺(うんがんじ)は、日本の北関東、栃木県大田原市雲岩寺に所在する臨済宗妙心寺派の寺院である。山号は東山(とうざん)。本尊は釈迦牟尼仏(銅造釈迦如来坐像)。開山は高峰顕日(仏国国師)、開基(創立者)は叟元和尚(寺伝)。
禅宗寺院としての開山当時は、筑前の聖福寺(現・福岡県福岡市博多区に所在)、越前の永平寺(現・福井県吉田郡永平寺町に所在)、紀州の興国寺(現・和歌山県日高郡由良町に所在)とともに、日本の禅宗四大道場と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
巌
漢検準1級
部首:⼭
20画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“雲”で始まる語句
雲
雲雀
雲母
雲霞
雲泥
雲間
雲水
雲霧
雲井
雲切