“雪嶺”の読み方と例文
読み方割合
せつれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
声色せいしょくを励ますというような処は少しもない。それかと云って、評判に聞いている雪嶺せつれいの演説のように訥弁とつべんの能弁だというでもない。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
田辺龍子たなべたつこ三宅みやけ龍子・雪嶺せつれい氏夫人)さんも十七位だったかな、小説を書きはじめたのは、そうだ、木村あけぼの女史も十七からだ。」
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
羯南氏に代って主筆となった三宅雪嶺せつれい氏やその他の人々は、或る事件から袂を連ねて、日本新聞社を退くこととなった。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)