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雨洩
ふりがな文庫
“雨洩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あまも
66.7%
あまもり
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまも
(逆引き)
主人は「嘘をつけ」と腹の中で言ったまま、ぷかぷか
煙草
(
たばこ
)
をふかす。迷亭は天井を見ながら「君、ありゃ
雨洩
(
あまも
)
りか、板の
木目
(
もくめ
)
か、妙な模様が出ているぜ」と暗に主人を
促
(
うな
)
がす。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
もっと
奇麗
(
きれい
)
な家にも住みたい。私の書斎の壁は落ちてるし、
天井
(
てんじょう
)
は
雨洩
(
あまも
)
りのシミがあって、随分
穢
(
きたな
)
いが、別に天井を見て行って
呉
(
く
)
れる人もないから、
此儘
(
このまま
)
にして置く。何しろ畳の無い板敷である。
文士の生活:夏目漱石氏-収入-衣食住-娯楽-趣味-愛憎-日常生活-執筆の前後
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
雨洩(あまも)の例文をもっと
(2作品)
見る
あまもり
(逆引き)
主人は手枕をして天井の
雨洩
(
あまもり
)
を余念もなく眺めている。あいかわらず太平の逸民の会合である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
雨洩(あまもり)の例文をもっと
(1作品)
見る
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
洩
漢検準1級
部首:⽔
9画
“雨”で始まる語句
雨
雨戸
雨滴
雨露
雨風
雨漏
雨傘
雨乞
雨樋
雨垂