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雌蕋
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めしべ
ふりがな文庫
“
雌蕋
(
めしべ
)” の例文
私はそれらの見知らない花が一せいに、その蜜蜂を自分のところへ誘おうとして、なんだかめいめいの
雌蕋
(
めしべ
)
を妙な姿態にくねらせるのを認めたような気がした。
燃ゆる頬
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
雄花には
雄蕋
(
おしべ
)
があり雌花には
雌蕋
(
めしべ
)
があって、この雌花は雄花より形が大きく、かつ花の数が少ない。
アケビ
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
花弁の内側には
白銀
(
しろがね
)
のように輝く
針毛
(
しんもう
)
が生えしげり、
雌蕋
(
めしべ
)
の太さは一抱えもあって、それを取り
捲
(
ま
)
く黄金の
雄蕋
(
おしべ
)
は海軍士官の肩章のようによじりもつれて茂っている。
物凄き人喰い花の怪
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
雌
常用漢字
中学
部首:⾫
14画
蕋
漢検準1級
部首:⾋
15画
“雌”で始まる語句
雌
雌雄
雌鶏
雌猫
雌鳥
雌蕊
雌伏
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雌豹
雌牛