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『アケビ』
ふりがな文庫
『
アケビ
(
)
』
野山へ行くとあけびというものに出会う。秋の景物の一つでそれが秋になって一番目につくのは、食われる果実がその時期に熟するからである。田舎の子供は栗の笑うこの時分によく山に行き、かつて見覚えおいた藪でこれを採り嬉々として喜び食っている。東京付近 …
著者
牧野富太郎
ジャンル
自然科学 > 植物学 > 植物学
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
忍冬
(
すいかずら
)
嫩
(
わか
)
欠伸
(
あくび
)
雄蕋
(
おしべ
)
雌蕋
(
めしべ
)