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随所
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ずいしょ
ふりがな文庫
“
随所
(
ずいしょ
)” の例文
旧字:
隨所
逃亡した
提轄
(
ていかつ
)
魯達にたいしては、天下の
随所
(
ずいしょ
)
、いついかなる土地なりと、見つけ次第に
逮捕
(
たいほ
)
処分構いなし、の令が出された。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
歌劇としてはそんなに面白いものではないが、
随所
(
ずいしょ
)
に出て来るイタリー風の美しい詠唱が有名だ。ダル・モンテなどのレコードに良いのがある。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
それがほんとうに生きる道でもあるんだ。
随所
(
ずいしょ
)
に主となる。そんな言葉があったね。じたばたしてもはじまらん。わかるかね、私のいっていることが?
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
従ってうなぎ談義が
随所
(
ずいしょ
)
に花を咲かせる。うなぎ屋もこの時とばかり「土用の
丑
(
うし
)
の日にうなぎを食べれば健康になる」とか「夏やせが防げる」とかいって、宣伝にいとまがない。
鰻の話
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
一
瞬
(
しゅん
)
のうちに、おそろしいこんらんの
幕
(
まく
)
があいた。
逃
(
に
)
げる、わめく、
得物
(
えもの
)
をとる。そして、
同志討
(
どうしう
)
ちが
随所
(
ずいしょ
)
にはじまる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
その開かぬことを人生の不運となげいたりして、龍平と同じ努力をやることが処生の
随所
(
ずいしょ
)
にあるような気もします。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“随所”の意味
《名詞》
随 所(ずいしょ)
至る所。
(出典:Wiktionary)
随
常用漢字
中学
部首:⾩
12画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“随所”で始まる語句
随所楽