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陸橋
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ブリッジ
ふりがな文庫
“
陸橋
(
ブリッジ
)” の例文
恰度朝の事で、冷え冷えとした
陸橋
(
ブリッジ
)
の上にも、露に濡れた線路の上にも、もう附近の弥次馬達が、夥しい黒山を作っていました。
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
守はいつの間にか省線の
陸橋
(
ブリッジ
)
を渡って、自宅とは反対の方角へ歩いていたのだ。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
高架鉄道
陸橋
(
ブリッジ
)
は四階の窓と窓とを貫通した。
ロンドン一九二九年
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
当時より三年前の或る秋の夜——恰度その夜は冷い
時雨
(
しぐれ
)
がソボソボと降っておりましたがな——H駅の近くの
陸橋
(
ブリッジ
)
の下で、気の狂った四十女の肉体を
轢潰
(
ひきつぶ
)
してしまった時から
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
「ええ、確かに
手応
(
てごたえ
)
がありましたよ。この駅のホンの一丁程向うの
陸橋
(
ブリッジ
)
の下です。しかもねえ、
機関車
(
おかま
)
の
車輪
(
わっぱ
)
にゃあ、今度ア女の髪の毛が引ッ掛ってましたよ。豚じゃねえんです——」
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
“陸橋”の意味
《名詞》
鉄道や道路などの上に設置された橋。
(生物地理学) 海を隔て隔離分布している生物が、かつてそれがあったために現在は離れている地域間で行き来ができたと考える仮想の陸地。
(出典:Wiktionary)
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“陸”で始まる語句
陸
陸奥
陸尺
陸地
陸奥守
陸続
陸稲
陸上
陸路
陸遜