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附会
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こじつけ
ふりがな文庫
“
附会
(
こじつけ
)” の例文
旧字:
附會
もっとも、これはあとで思いついたことで、少々
附会
(
こじつけ
)
じみたところもないではない。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
つまりは顔の矢がすりを着物の矢飛白に
附会
(
こじつけ
)
てしまったわけで、矢飛白の着物をきているから矢飛白お金というのだろうと、早呑込みをする人もだん/\多くなって、顔の矢がすりか
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
例の
涜職
(
とくしよく
)
議員の公判記録を読んでみると、ある議員などは、自分で自分の
附会
(
こじつけ
)
た議論に感心して、洋服を盗んだ
黒人
(
くろんぼ
)
のやうに、涜職事件を、
結局
(
つまり
)
は政事家らしい行動とでも思つてゐるらしく見られる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“附会”の意味
《名詞》
無理に付け加えること。
こじつけること。
(出典:Wiktionary)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“附”で始まる語句
附
附着
附近
附添
附合
附纏
附木
附加
附人
附絡