トップ
>
阿闍梨
>
あじやり
ふりがな文庫
“
阿闍梨
(
あじやり
)” の例文
今の
三一
阿闍梨
(
あじやり
)
は
何某
(
なにがし
)
殿の
三二
猶子
(
いうじ
)
にて、ことに
三三
篤学修行の聞えめでたく、此の国の人は
三四
香燭
(
かうしよく
)
をはこびて
帰依
(
きえ
)
したてまつる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
現に将門を滅ぼす
祈祷
(
きたう
)
をした
叡山
(
えいざん
)
の
明達
(
めいたつ
)
阿闍梨
(
あじやり
)
の如きも、松尾明神の託宣に、明達は阿倍仲丸の生れがはりであるとあつたといふことが
扶桑略記
(
ふさうりやくき
)
に見えてゐるが、これなぞは随分
変挺
(
へんてこ
)
な御託宣だ。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
叡山に五大院を構へ
屏居
(
へいきよ
)
して出でず、著述を事とす、元慶八年勅して元慶寺の
座主
(
ざす
)
たらしめ、伝法
阿闍梨
(
あじやり
)
に任ず、終る所を記せず、世に五大院の先徳と称し、又阿覚大師と称す、著、
悉曇蔵
(
しつたんぞう
)
八巻あり
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一身
阿闍梨
(
あじやり
)
の
宣下
(
せんげ
)
あり。二品に叙せられさせ給ふ。
能久親王年譜
(新字旧仮名)
/
森鴎外
、
森林太郎
(著)
自ら住持となりし万豪
阿闍梨
(
あじやり
)
と申す者に
侍
(
はべ
)
り。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“阿闍梨”の解説
阿闍梨(あじゃり、あざり、sa: ācārya、pi: ācariya、蔵: slob dpon)とは、「先生」の意味。阿舎梨・阿闍梨耶とも音写。と漢訳する。
(出典:Wikipedia)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
闍
漢検1級
部首:⾨
17画
梨
常用漢字
小4
部首:⽊
11画
“阿闍梨”で始まる語句
阿闍梨性範
阿闍梨真海
阿闍梨祐円
阿闍梨蓮忍
阿闍梨覚淵