“阿姐(あねご)” の例文
これを養育(はぐく)むこと叶(かな)はず、折角頼みし仇討ちも、仇になりなん口惜しさ、推量なして給はらば、何卒(なにとぞ)この児を阿姐(あねご)の児となし、阿姐が乳(ち)もて育てあげ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
見そなはす如き妾(わらわ)が容体(ありさま)、とても在命(ながらえ)る身にしあらねば、臨終の際にただ一事(こと)、阿姐(あねご)に頼み置きたき件(こと)あり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)