トップ
>
阿亀
ふりがな文庫
“阿亀”の読み方と例文
読み方
割合
おかめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おかめ
(逆引き)
その静かな、時にはがらんとした感じの広間の一方、奥へ通ずる障子の上の欄間に、見事な
阿亀
(
おかめ
)
の面が、白々と浮出していた。
阿亀
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
阿亀
(
おかめ
)
とか天ぷらとかいって注文すると、おそばでございますか、饂飩台でございますかと聞き返される場合が多い。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「浜子さんが、ムッと黙っているので、おばさんが、その代りにニコニコ、ニコニコして、
阿亀
(
おかめ
)
さんがわらっているように、
例
(
いつ
)
も笑い顔をしてるでしょう。」
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
阿亀(おかめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“阿亀(おかめ)”の解説
おかめは、古くから存在する日本の面(仮面)の一つである。丸顔、鼻が低く丸く、頭が小さく、垂髪、頬が丸く豊かに張り出した(頬高)特徴をもつ女性の仮面であり、同様の特徴を持つ女性の顔についてもそう呼ぶ。お亀、阿亀(おかめ)とも書き、お多福、阿多福(おたふく)、文楽人形ではお福(おふく)、狂言面では乙御前(おとごぜ)あるいは乙(おと)ともいう。阿亀蕎麦(おかめそば)等、「おかめ」を冠したものの略称でもある。
(出典:Wikipedia)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
亀
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
“阿亀”の関連語
乙御前
阿多福
“阿”で始まる語句
阿母
阿呆
阿魔
阿父
阿弥陀
阿爺
阿諛
阿片
阿波
阿修羅
“阿亀”のふりがなが多い著者
長谷川時雨
岡本綺堂
豊島与志雄