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関金
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せきがね
ふりがな文庫
“
関金
(
せきがね
)” の例文
「
弾
(
たま
)
は飛びますが、
関金
(
せきがね
)
の噛み合わせが、どうやっても、原品のようにつくれませぬ。もう一息、工夫いたせばと思っておりますが」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弾もまた三匁から七匁ぐらいな
鉛丸
(
なまりだま
)
を、漸く三発も撃てればよい方で、後は筒の
関金
(
せきがね
)
や薬筒の
焦
(
や
)
けついた部分などを掃除しないと使えない。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——
関金
(
せきがね
)
を引いても、
弾
(
たま
)
が出ないぞ。どこかこの鉄砲にはまだ狂いがあるらしい。ちょっと小屋へ走って行って、鍛冶の国吉を呼んで来い」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、その駕と提灯に添ってゆく中の一人が、足をとめて、こッちをふりかえったかと思うと、チリチリと
火縄
(
ひなわ
)
の粉を赤く散らして、ドーン! と短銃の
関金
(
せきがね
)
を引き放した。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
火縄が、チラと
関金
(
せきがね
)
の
煙硝
(
えんしょう
)
へ口火を点じかけた。——と、間髪を
容
(
い
)
れなかったのである。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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「
関金
(
せきがね
)
にこたえがあった。あたった
弾
(
たま
)
は分る」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“関”で始まる語句
関
関係
関聯
関羽
関守
関節
関白
関所
関平
関宿