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間隔
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へだたり
ふりがな文庫
“
間隔
(
へだたり
)” の例文
昨夜
(
ゆうべ
)
の座敷の様子が、
再
(
また
)
鮮かに私の目に浮んだ。然うだ、菊池君の住んで居る世界と、私達の住んで居る世界との間には、余程の
間隔
(
へだたり
)
がある。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
しかし誰に聞えましょう?
間隔
(
へだたり
)
がぐんぐん減って行きます。私は感覚のほかは死人も同様だったのです。
十時五十分の急行
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
敷居を
跨
(
また
)
ぎ左右を見た。正面三、四尺の
間隔
(
へだたり
)
を置いて、紙帳が釣ってあり、その左右は闇であり、闇の
彼方
(
あなた
)
には、部屋の壁が立っている筈であった。……左門の姿はどこにも見えなかった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
笹村との
間隔
(
へだたり
)
が、だんだん遠くなってから深山は遠くへ越して行った。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“間隔”の意味
《名詞》
間 隔(かんかく)
物と物との距離。隔たり。(比喩(ひゆ)的に関係について使う場合もある)
事と事との間の時間。
(出典:Wiktionary)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
隔
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
“間”で始まる語句
間
間違
間際
間々
間諜
間柄
間近
間隙
間道
間髪