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長閑気
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のんき
ふりがな文庫
“
長閑気
(
のんき
)” の例文
自分は何となく少しテレた。けれども先輩達は
長閑気
(
のんき
)
に元気に
溌溂
(
はつらつ
)
と笑い興じて、
田舎道
(
いなかみち
)
を市川の方へ
行
(
ある
)
いた。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
こんな
長閑気
(
のんき
)
な
仙人
(
せんにん
)
じみた
閑遊
(
かんゆう
)
の間にも、危険は
伏在
(
ふくざい
)
しているものかと、今更ながら呆れざるを得なかった。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
長閑気
(
のんき
)
で斯して遊びに来るとは、清吉
汝
(
おまへ
)
もおめでたいの、
平生
(
いつも
)
は
不在
(
るす
)
でも飲ませるところだが今日は私は関へない、海苔一枚焼いて遣るも厭なら下らぬ世間咄しの相手するも虫が嫌ふ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
長閑気
(
のんき
)
でこうして遊びに来るとは、清吉
汝
(
おまえ
)
もおめでたいの、
平生
(
いつも
)
は
不在
(
るす
)
でも飲ませるところだが今日は私は
関
(
かま
)
えない、
海苔
(
のり
)
一枚焼いてやるも厭ならくだらぬ
世間咄
(
せけんばな
)
しの相手するも虫が嫌う
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“長閑”で始まる語句
長閑
長閑斎
長閑斎光廉