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鐘撞
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かねつき
ふりがな文庫
“
鐘撞
(
かねつき
)” の例文
金
(
かね
)
が光る——光るてえば、鱗てえば、ここな、(と小屋を見て)
鐘撞
(
かねつき
)
先生が
打
(
ぶ
)
ってしめた、
神官
(
かんぬし
)
様の嬢様さあ、お宮の
住居
(
すまい
)
にござった時分は、背中に八枚鱗が生えた蛇体だと云っけえな。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
少
(
わか
)
い男は
憚
(
はばか
)
って、
鐘撞
(
かねつき
)
堂から
覗
(
のぞ
)
きつつその
遊戯
(
あそび
)
に
見愡
(
みと
)
れたが……
巨刹
(
おおでら
)
の
黄昏
(
たそがれ
)
に、大勢の娘の姿が、
遥
(
はるか
)
に壁に
掛
(
かか
)
った、極彩色の
涅槃
(
ねはん
)
の絵と、
同一状
(
おなじさま
)
に、一幅の中へ縮まった景色の時、本堂の
背後
(
うしろ
)
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
晃 旦那方じゃあるまいし、
鐘撞
(
かねつき
)
弥太兵衛でがんすての。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
撞
漢検準1級
部首:⼿
15画
“鐘撞”で始まる語句
鐘撞堂
鐘撞堂新道
鐘撞夫
鐘撞男